昔の事を懐かしむって、相当勇気がいる事です。
どうも。
毎日更新を心がけていたが、仕事をしていると休みの日にしか更新が出来ない事に気がついた。
これからは四日に一度更新出来ればすると思う。
最近、ふと昔の事を懐かしむ事が多くなった気がする。
友人の事。楽しかった学生時代の事。初恋と二度目の恋の事。
全てがもう何年も前のことなんだなと思うと、少しだけ胸が痛くなる。
年齢は重ねているというのに、
僕はこんなにも、成長していないのだと。
あの楽しかった日々を思い出すのは悪い事ではないと思う。
自分の基盤はきっと、あの日々の中にあったはずだから。
自分の最初を見つけるのは、初心に帰るのはとても良い事だ。
その中でも思い浮かんだのは、僕がこのネットの海に飛び込んだ時の事だった。
その時僕は初恋を失恋で終わらせてしまい、絶望の底に居た。
そんな時母親が買ってきたデスクトップパソコン。
当時は家庭的にとても高価で仕事に使う為仕方なく買ったと言っていた。
たまに母親の仕事の息抜きに使わせてもらった事を覚えている。
当時、僕はとても純粋な人間だった。
楽しい事を楽しいと言えたし、悲しければ泣いた。
その時の僕は、そのパソコンがとても楽しくて、キーボードで文字を打つ事すら嬉しかった。
もしかしたらその後小説を書き始めたのも、その衝撃が強かったからかもしれない。
大人の仲間入りをした、と思った。
当時自分の周りで流行っていたのは、どこから仕入れてきたのか分からないフラッシュ動画の数々。
「おもしろムービーズ」と言えば、わかりやすいだろうか?
僕はそれに嵌った。心酔した。
絵が動いているのが、素晴らしいと思った。
空想が、妄想が、僕の燃料に変わった。
それまでは日曜朝レベルのアニメしか見ていなかったが、その後幅を広げるようになった。
その中で「Key」に出会い、麻枝准の作品の数々に出会った。
僕もそんな文章を書ける人間になりたいと思った。
下手な文章をかれこれ九年近くは書いている。今も目標にはまだ遠い。
でもいつかは届く。あの遠い高みへ。
信じていれば、届く。
今でも、そう思っている。
今、自分の友人にアニメに嵌り始めた奴が居る。
だが、きっと奴は数年もしない内に後悔すると思う。
現実は厳しいのに、ネットの海は優しい。
そのギャップに耐えられなくなるだろう。
そいつにとってネットの海は「心の支え」ではなくて―――「ただの趣味」なのだから。
今回はこんな感じで、過去を振り返る投稿でした。
また次回をお楽しみに。
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